フロア跨ぎのタグVLAN構築
弊社お客様の事務所に、フロア跨ぎのタグVLANを構築する依頼を受けました。
このお客様、最初はビルの2階のみを借りていたのですが、事業拡大に伴い4階が加わり、1階も、ついには3階も、とビル全体が事務所化してきたのです。
なので、最初は2階のみのネットワーク設計だったものが、
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4階追加時にフロア間LAN
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1階追加時に業務ネットワークと来客用ネットワークをタグVLANを用いて分離し、無線Wi-Fi環境の整備
もちろん無線Wi-FiもタグVLANにより分離されています。
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3階追加時に全フロアにタグVLANと無線Wi-Fi環境完備
と複雑になってきました。
フロア間の配管には余裕が全く無いので、ネットワーク分離にはタグVLANが必須となります。その都度、必要十分な機器を選択していましたが、今回は幹線がすべてタグVLAN化するので、キメラ化しないようにL2スイッチと無線親機をBuffalo社で統一しました。
写真にはTP-Link社やCorega社のものや、Buffalo社の一般向けのものが混じっていますが、タグVLAN検証用として仮に接続しています。
これに、PC4台、スマホ3台の検証機を接続し、パケットの導通を確認しながら設定を行い、設置させていただきました。納品時も含め、タグVLANに関するトラブルは一度も発生しておりませんので、まずは一安心です。
クレバードでは、タグVLAN・VPNを含むネットワークのご相談をお受けしております。お気軽にお問い合わせください。